私の勤めているアパレルショップでは、商品を包む袋を、ビニール袋から紙袋へとリニューアルをしました。これは、環境への配慮のためでした。最近では、スーパーなどでもビニール袋ではなく、エコバッグを用意したり、ファーストフード店のお持ち帰りなどでも、紙袋が利用されるようになってきています。そんな中、私たちの会社でも環境に良い活動を行おうと、ビニール袋から紙袋へのリニューアルが決まったのでした。しかしこれにあたって、いくつもの問題があったのです。まず1つ目は、ビニール袋から紙袋へと変えることによって、今ビニール袋の製造を注文している企業から、新しく紙袋の製造を注文できる企業を探さなければならないということでした。私の勤めている会社は子会社のため、こういった周囲の会社の協力が必要だったのです。これが問題視されたとき、今お願いしている会社を切ってでも、紙袋に変える必要があるのかと、会議で大きく取り上げられました。


しかし、やはり環境への配慮は必要だろうと、新しく紙袋の製造社を探すことに決まったのでした。そして2つ目は、ショップのロゴの変更が必要だということでした。今ビニール袋にプリントしているロゴを、そのままに紙袋にプリントしてしまうと、ビニールと紙とのイメージが合わず、せっかくのショップのロゴが活きないからです。紙袋に変えるなら、その紙に合ったイメージで、尚且つショップの雰囲気も感じさせられるデザインを、新たに考えなければならないのでした。これにも賛否両論あったのですが、デザイン部が先頭をきって受け持ってくれることになったため、ロゴの変更が決定したのです。そして最後の問題は、お客様に紙袋へのリニューアルの理解を得るということでした。やはりビニール袋と比べると、紙袋の方が破れやすかったり、濡れれしまった場合にも不都合なものなのです。


それをどう理解していただくかということも、難しいポイントでした。しかし私たちは、店内に貼り紙をしたり、ホームページでリニューアルを広告することによって、お客様の理解を得ることを試みたのでした。こうした経緯の中、ビニール袋から紙袋へのリニューアルが行われたのでした。最初は慣れない紙袋に戸惑ったものの、これが環境に良い活動になっていると思うと、働いていても気持ちの良いものでした。意外にも、紙袋はお客様からは好評で、新しいロゴも気に入っていただけました。紙袋へのリニューアルは大成功でした。